高谷、攻めて難敵撃破=兄が届かなかったメダル獲得―レスリング〔五輪〕
高谷が激戦区の男子フリースタイル74キロ級で決勝進出。初の五輪出場でメダルを確定させ、「この場を楽しもうと思った。自分がここまで、できるようになったのが感慨深い」と喜びをかみしめた。
持ち味の攻撃的な姿勢を貫いた。準決勝の相手は昨年の世界選手権で屈したデーク(米国)。この難敵を徹底的に研究していた。失点もしたが、動きを読んで的確な攻撃でポイントを奪取。壮絶な点の取り合いの末に20―12で制し、「200%の力を出せた、そんな試合だった」と納得の口ぶりだった。
兄の高谷惣亮は五輪に3度出場した人気選手。これまではその陰に隠れた存在だったが、地道な努力で着実に力を付けてきた。そして、兄が獲得できなかった五輪のメダルに手が届いた。
「兄がうまくいかなかったのを3回、見ている。ここに来るまで、いろいろと組み立てながらやってきた」。入念な準備を結果に結び付けた29歳が、一気に頂点を狙う。 (時事)
[時事通信社]
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