石川昂、猛攻の立役者=5月以来の3安打―プロ野球・中日
得点力不足にあえぐチーム状況がうそのような攻撃を見せた。中日が一回に2本塁打で5点を先取すると、その後も攻撃の手を緩めず12安打9得点。快勝の立役者となったのは、好調の5番石川昂だ。
4番細川の3ランで先制し、マウンド上の又木をさらに攻め立てたい場面。石川昂が左翼線二塁打を放ち、木下の2ランにつなげた。三回1死では安打を打ち、村松の右中間三塁打で生還。さらに四回の好機は中前適時打とし、「ファーストストライクをしっかり捉えることができた」。5月以来の3安打となった。
昨季は自己最多の13本塁打。だが、5年目の今季は存在感が薄く、7月中旬に2度目の登録抹消となった。バットを構える位置を高くして修正。今月6日に1軍に戻ると、同日から全4試合で安打をマーク。前日は約3カ月ぶりの本塁打を放った。「ボールとバットの距離が取れて、迷いなく振れている」。表情にも自信が戻ってきた。
「内容も良かったし、どんどん結果を出してほしい」と立浪監督。中田、ビシエドらが不振で不在な中、23歳の大砲候補が終盤の浮沈のカギを握りそうだ。
[時事通信社]
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