海外勢、大幅売り越し=株価急落を主導
東京株式市場で日経平均株価が急落した先週、外国人投資家が大幅に売り越していたことが8日、分かった。日銀が7月末の金融政策決定会合で追加利上げを決めた後の2日間で、日経平均は3200円近く下落。市場関係者は、海外勢の売りが「日銀ショック」(大手証券)と呼ばれた急激な株安を主導したとみている。
東証が同日発表した7月29日から8月2日の投資部門別売買状況によると、海外勢は5524億円の売り越し。7月11日に日経平均が史上最高値を更新した翌週から3週連続で売り越した。一方、個人投資家は4817億円の買い越しで、「下落局面で割安感から買い戻した」(銀行系証券)ようだ。
[時事通信社]
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