実質賃金、27カ月ぶりプラス転換=1.1%増、賃上げ効果波及―6月
厚生労働省が6日発表した6月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)によると、現金給与総額(名目賃金)に物価の変動を反映させた実質賃金は前年同月比1.1%増と、27カ月ぶりにプラスに転換した。2024年春闘で妥結した高い賃上げ率が浸透して基本給が伸びたほか、好調な企業業績が反映されたとみられるボーナスの増額が主因。
実質賃金のプラス転換により、個人消費の回復を通じた日本経済の成長が期待できる。一方、米国経済の悪化に対する警戒感や円相場の急騰を背景とする株価の下落が、消費者マインドを悪化させる可能性もあり、先行きは不透明だ。
[時事通信社]
最新ニュース
-
支度部屋=大相撲初場所
-
精華大生殺害から18年=現場で法要、情報提供呼び掛け―京都
-
参加国、万博運営面で詰めの調整=開幕前最後の会議―協会
-
ミツカン、一部納豆値上げ=3月から最大15%
-
潜水艦など3隻同時就役=中国念頭、建造能力アピール―インド
写真特集
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎
-
【駅伝】第101回箱根駅伝〔2025〕
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕