イラン、報復間近か=イスラエル警戒、外交努力続く
【イスタンブール時事】イランで起きたイスラム組織ハマス最高指導者ハニヤ氏の暗殺で、米ネットメディア「アクシオス」は4日、イランが殺害への関与が濃厚なイスラエルへ早ければ5日にも報復攻撃する可能性があると報じた。イスラエルや米国の複数の当局者の話として伝えた。イランはイスラエル領内の軍事施設などを狙うとみられ、イスラエルは高度の警戒態勢を敷いている。
イラン精鋭軍事組織「革命防衛隊」は3日、ハニヤ氏殺害は米国の支援でイスラエルが実行したと主張し、「適切な時と場所、方法で厳しく罰する」と警告した。イスラエル軍はハニヤ氏殺害の前日に当たる7月30日、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラ最高幹部の1人を空爆で殺害しており、反発するヒズボラとイランが連携する形で報復を仕掛ける公算が大きい。
[時事通信社]
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