日本、金8の7位で折り返し=フェンシングが躍進―パリ五輪〔五輪〕
パリ五輪は大会第9日の3日を終え、本格的に競技が始まった7月27日から数えて折り返した。日本は金メダル8個を獲得し、国・地域別で7位。メダル総数は銀5、銅9を含む22個に上った。フェンシングが金1を含むメダル四つと躍進。期待された体操男子、スケートボードは金二つずつを取った。
フェンシングは男子エペ個人で加納虹輝(JAL)が同競技の個人種目の日本選手初となる金。女子も団体のフルーレとサーブルで銅と飛躍し、女子初の表彰台に立った。前回東京大会までの通算メダル3個を一大会で上回る奮闘ぶりだ。
体操男子は岡慎之助(徳洲会)が台頭し、個人総合と団体総合で2冠。スケートボードのストリートでは男子の堀米雄斗(三井住友DSアセットマネジメント)が2連覇を遂げ、女子で14歳の吉沢恋(ACT SB STORE)が初優勝。東京大会に続き、日本勢が頂点を譲らなかった。
柔道は金3を獲得したものの、女子のメダル数は過去最少の2にとどまった。競泳も個人種目のメダルは銀一つと不振。大会後半は陸上女子やり投げの北口榛花(JAL)、レスリング、新競技のブレイキン(ブレイクダンス)、スポーツクライミングなどで優勝が期待される。日本オリンピック委員会(JOC)が目標に掲げる金20に届くか。 (時事)
[時事通信社]
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