2024-08-04 18:06スポーツ
「ヨンナナマル」、艇の長さが由来=セーリング〔五輪〕
2人乗りのセーリング470級は艇体の全長が4メートル70センチあり、日本では「ヨンナナマル」と呼ばれる。適正体重は2人合わせて130キロ前後と言われ、日本国内で最も盛んな種目だ。
セール(帆)は大小の2枚に加え、追い風の時は専用の半円型の物が使われる。かじを操るのが「スキッパー」で、主に艇のバランスを取るのが「クルー」。コミュニケーションも重要で、息の合った連携でいち早く風の変化に対応することも大事だ。
五輪では1976年モントリオール大会から始まり、96年アトランタ大会では女子の重由美子、木下アリーシア組が銀メダルに輝いた。2004年アテネ大会では男子の関一人、轟賢二郎組が銅メダル。21年東京大会まで男女別だったが、パリ大会では男女の混合種目に変わった。 (時事)
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