33歳鈴木、パリも通過点=現役続行宣言出る好タイム―競泳〔五輪〕
鈴木がまた一つ壁を打ち破った。女子200メートル平泳ぎ決勝。全体8位だった準決勝から4位までジャンプアップする健闘を見せた。競泳日本史上最年長の33歳。「自分に拍手を送ってあげたい」と胸を張る。
苦手意識があるという200メートルで、出だしから果敢に攻めた。タイムは2分22秒54。6年前に出て以来届かなかった22秒台をマークした。
首の動きに硬さがあったという準決勝の泳ぎに修正を加え、「楽に速く」乗り切れたことで、ラスト50メートルに備える余力があった。「ただ苦しいだけじゃなく、勢いも出し切った」という。
もっとも、満足感の後に押し寄せてきたのは4位という順位に対する思い。「悔しさがどんどん増した」というほど、本気で表彰台を狙っていた。
過去の自分を超えたいという一念で挑み続けた競技人生。気付けばベテランの域に到達した。湧き出る向上心の強さで、今の鈴木に並ぶスイマーがどれだけいるか。終わった直後にさらっと「現役続行だろうな」と言った。パリはまだ通過点なのだ。 (時事)
[時事通信社]
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