2024-08-01 08:47企業

フクダ電子取締役らへの株主代表訴訟を提起=米カナメ・キャピタル〔BW〕

 【ビジネスワイヤ】日本株の投資運用を専門とする米カナメ・キャピタル・エルピーは、同社投資先である医療機器専門メーカー、フクダ電子〈6960〉の福田孝太郎会長ら取締役に対し、東京地方裁判所に約540億円の損害賠償を求める株主代表訴訟を提起したと発表した。福田会長による恣意(しい)的な報酬決定、創業家所有会社のアトミック産業を通じた不正な利益移転、社会貢献活動を口実とした創業家財団への株式割り当ての3点が、会社私物化の違法行為と主張している。カナメ・キャピタルが勝訴の場合、損害賠償金はフクダ電子に支払われる。カナメ・キャピタルは、フクダ電子従業員の待遇改善や企業価値向上策への使用が望ましいと述べている。〈BIZW〉
 【注】この記事はビジネスワイヤ提供。原文はwww.businesswire.comへ。

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