2024-07-31 22:19経済

台湾半導体大手、北九州進出へ=ASE、工場視野に市と仮契約

 半導体の組み立てや検査など「後工程」と呼ばれる分野の世界最大手、台湾の日月光投資控股(ASE)が、北九州市に進出する方向で調整していることが31日、分かった。日本法人が同日、工場建設を視野に市有地約16ヘクタールを取得する仮契約を市と結んだ。
 ASEが取得するのは、大学や研究機関、企業が集積する北九州学術研究都市(同市若松区)内の市有地で、取得額は約34億円。
 九州では、半導体受託製造の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が熊本県に進出。補助金など日本政府の後押しもあり、全域で半導体関連産業の集積が進んでいる。 
[時事通信社]

最新ニュース

写真特集

最新動画