赤れんが庁舎、リニューアルへカウントダウン 北海道
大規模改修工事中の北海道庁旧本庁舎（赤れんが庁舎）のリニューアルオープンまで１年となった２５日、残りの日数を表示するカウントダウンボードの除幕式が札幌市の同舎前庭で行われた。道は、開拓の歴史を今に伝える札幌市の名所再開に向けて機運醸成を図っている。
除幕式では赤れんが庁舎の歴史や工事の様子を紹介する動画が流され、浜坂真一副知事らが除幕すると、来年７月２５日のリニューアルオープンまでの日数に当たる「３６５」の数字が現れた。
道は７月、リニューアルをＰＲするパネル展を札幌市内２カ所で開き、８月以降は道内各地を巡回する。建物上部にあった八角塔屋根は銅板がふき替えられ、今年８月１日に元の位置に取り付けられる予定だ。
１８８８年に完成した赤れんが庁舎は老朽化対策や耐震化の改修工事のため２０１９年から休館中で、現在はシートに覆われている。【もぎたて便】
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