自民・萩生田氏、都連会長辞任へ=都議補選敗北で引責
自民党東京都連の萩生田光一会長(前政調会長)は16日、党本部で開かれた都連の幹部会合で会長を辞任する意向を示し、了承された。7日投開票の都議補欠選挙で敗北したことを受けた対応。この後、記者団に「指揮を執った私の責任は大きかった」と述べた。
自民は都議補選で全9選挙区(欠員各1)のうち8選挙区に候補を擁立。萩生田氏の地元八王子市など6選挙区で敗れ、勝利は2選挙区にとどまった。
萩生田氏は「候補者自身の努力だけでなく、国政のさまざまな影響もあった」と指摘。人心を一新して来年の都議選や参院選に臨みたいとの考えを示した。
後任会長は8月上旬にも決定する。それまで萩生田氏が会長職を務める。
萩生田氏は安倍派の裏金事件で4月に「党の役職停止1年」の処分を受けた。対象は党本部のポストに限られ、都連会長は対象外とされた。
これに関連し、立憲民主党の岡田克也幹事長は記者会見で「裏金問題で役職停止1年の処分が決まりながら会長に居座っていたのは不思議だ」と指摘。共産党の小池晃書記局長も会見で「(辞任が)遅すぎる」と批判した。
[時事通信社]
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