FBIの捜査に懸念=中国競泳ドーピング問題―ASOIF
【パリ時事】中国の競泳選手23人がドーピング検査で陽性となりながら2021年東京五輪出場が認められた問題で、夏季五輪国際競技連盟連合(ASOIF)は12日、世界水連の事務局長が米連邦捜査局(FBI)などの捜査で証人としての召喚状を受け取ったことに強い懸念を示す声明を出した。
独立検察官の中間報告で、世界反ドーピング機関(WADA)の不正はなかったと発表されたが、米国反ドーピング機関(USADA)は疑問を投げ掛け、WADAを批判している。ASOIFは「WADAの役割と独立性、世界の反ドーピング制度の信頼を損なう恐れがある」と指摘し、米国オリンピック・パラリンピック委員会などに説明を求めた。
[時事通信社]
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