NHLのスター、国別対抗戦に期待=大谷に刺激受けたマクデービッド
【ニューヨーク時事】北米アイスホッケーリーグ(NHL)年間王者を決めるスタンリー・カップ決勝は6月に行われ、パンサーズが4勝3敗でオイラーズを下して初優勝を遂げた。プレーオフ最優秀選手(MVP)には、敗れたオイラーズのコナー・マクデービッド(カナダ)が選ばれた。
シーズンMVPに過去3度輝いている27歳は、スタンリー杯決勝でも0勝3敗の瀬戸際から3連勝した不屈のチームの中心となった。MVPを「名誉なこと」と受け止めた本人には、目標に届かなかった失意を思いやる声が集まった。
初の頂点へ再挑戦する来季はモチベーションが高まる大会が加わる。来年2月、シーズンを中断して米国、カナダ、フィンランド、スウェーデンの4カ国のNHL選手による対抗戦が行われる。開催が発表された際、マクデービッドは「夢がかなった。ホッケーを成長させ続けるために重要」と意義を強調した。
国を代表する舞台への思いは熱い。2023年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、日本が優勝を決めた場面での大谷翔平(現ドジャース)と米国のマイク・トラウト(エンゼルス)の勝負に刺激を受け「約10年、ホッケー界に欠けていたものだ」と話したこともあった。
NHLは26年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪で、14年のソチ大会以来3大会ぶりに選手を参加させる方針を示している。その試金石になるかもしれない最高の選手同士の戦いを、カナダのエースは心待ちにしている。
[時事通信社]
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