都議補選、自民2勝6敗=逆風で苦戦、都民ファ伸長
東京都知事選と同じ7日に投開票された都議補欠選挙は、全9選挙区(欠員各1)のうち、自民党が2選挙区で勝利した一方、都連会長を務める萩生田光一前政調会長の地元八王子市など6選挙区で敗れた。国政での裏金問題による逆風などが響き、補選前よりも議席を減らした。小池百合子都知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」は3議席を獲得し、勢力を拡大した。
自民は、板橋区と府中市で議席を確保した一方、八王子市のほか、地元選出の衆院議員らによる汚職や選挙違反が続いた江東区で元職が敗北。立民新人との一騎打ちとなった足立区でも競り負けた。公明が都知事選に集中するとして、自民候補の推薦を見送ったことも影響したとみられる。
都民ファは、候補者を擁立した4選挙区のうち、中野区で小池氏側近の元職が自民新人らを破り返り咲き。北区、南多摩(多摩市、稲城市)でも勝利した。八王子では諸派の元職が、江東区と品川区では無所属の新人がそれぞれ当選した。
都議会の定数は127で、補選後の主要政党の議席数は自民30、都民ファ28、公明23、共産19、立民16。自民は今回2議席にとどまり、補選前に持っていた5議席よりも減らしたが、都議会での第1党は維持した。都民ファは補選前よりも1議席増やした。
知事選で、自民と都民ファ、公明は共に3選を果たした小池氏を支援した。このため、引き続き3党が小池氏の都政運営に協力する構図は変わらない見込みだ。
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