川崎、戻った笑顔と自信=同期との争い制す―ミネベア女子ゴルフ
最後のパーパットを決めると、ほっとした表情が浮かんだ。川崎は「やっと勝てたんだな」。華々しい成績を残したルーキーイヤー以来、2年ぶりのツアー通算3勝目をつかんだ。
1番で今大会初めてボギーをたたいた。しかし、気合を入れ直して着実にスコアを伸ばす。優勝が目の前に迫った17番(パー3)では「特に集中した」。3メートルのバーディーパットを沈め、勝利を決定づけた。
最終日は同じ2003年度生まれで、プロでも同期の桜井、尾関と最終組で回った。良きライバルとの争いに燃える気持ちもあったが、「その感情を出したら、うまくいかない。自分の中で抑えた」。試合が終わると3人で健闘をたたえ合った。
22年は日本女子プロ選手権を史上最年少で制するなど2勝。昨季は不振に陥ってゴルフが怖くなった時期もあったというが、「このまま終わるのは嫌だ」と再起。パターの持ち方を大きく変えるなどして結果につなげた。「この経験があったから優勝できたと思える日を目指してきた。きょうはそれがかなった」。自信と笑顔を取り戻す1勝となった。
[時事通信社]
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