世界の地雷対策、包括的に支援=上川外相6日に表明
政府は各国の地雷対策を後押しする包括的な支援策を打ち出す方針を固めた。上川陽子外相が6日、訪問先のカンボジアで表明する。同国と日本が地雷除去で培った知見を活用し、被害に直面するウクライナなどの取り組みに貢献したい考えだ。関係者が5日、明らかにした。
支援策は(1)地雷のリスク回避のための教育(2)地雷探知機の供与(3)被害者のサポート―が柱。人工知能(AI)によって地雷が埋設された場所を予測するシステムの開発も盛り込む。
カンボジアでは1970年から20年余り内戦が続き、全土で400万個から600万個の地雷が埋設されたとみられている。日本は98年以降、無償資金協力を実施して「カンボジア地雷対策センター」(CMAC)の除去活動を支援。CMACは蓄積した経験を第三国と共有する取り組みを進めている。
一方、ロシアの侵攻を受けるウクライナは国土の3割程度の範囲に地雷や不発弾が埋まっている恐れがあるとされる。
[時事通信社]
最新ニュース
-
オリックス、2位寺西と仮契約=プロ野球・入団交渉
-
温室ガス「60%減」軸に調整=35年度の新目標―政府
-
規正法改正、26日初協議=石破首相、「年内」強調
-
青学大、序盤に主導権=明治神宮野球
-
フィリピン大統領、「見逃すわけにはいかない」=副大統領の「殺害」発言に反発
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕