2024-06-25 17:33政治

小笠原の大陸棚、12万平方キロ拡大=政府、天然資源を調査へ

 政府は25日の閣議で、日本の大陸棚を小笠原諸島(東京都)の東側海域で12万平方キロメートル広げる政令を決定した。7月20日に施行する。新たな海域にはレアメタル(希少金属)を高濃度で含む「コバルトリッチクラスト」が点在しているとされ、政府は海底資源の調査を進める方針。
 松村祥史海洋政策担当相は記者会見で、大陸棚の拡大で「天然資源の探査・開発の主権的権利を行使できる」と説明した。政府は米国と調整を続けていた。 
[時事通信社]

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