管制に「離着陸調整役」新設=羽田衝突事故で対策―国交省検討委
羽田空港(東京都大田区)で日本航空と海上保安庁の航空機が衝突炎上した事故で、国土交通省は24日、有識者らによる対策検討委員会を開き、中間取りまとめを示した。滑走路誤進入の対策として、主要空港の管制に「離着陸調整担当」を新設することなどを挙げた。
離陸の順番を示す「ナンバーワン」といった伝達については、事故後の緊急対策で、進入許可の誤認を招く可能性があるとして運用が停止されたが、パイロットらから「他機の状況などを把握するのに有益」との声が出ていることなどから、7月末をめどに再開を認める。
中間まとめは5項目の具体的対策で構成。滑走路担当の管制官については、管制業務の実施体制強化の項目で、監視やパイロットとの交信に加え、他の管制官との調整などでマルチタスクになっていると指摘。監視に注力するため、離着陸調整担当が調整を専属で行うべきだとした。
[時事通信社]
最新ニュース
-
台湾周辺演習に「懸念」=G7、初の国防相会合
-
上皇后さま、90歳に=毎日リハビリ、能登に思い
-
自民党本部前で火炎瓶=官邸前に車突入、49歳男逮捕―警察車両燃え、3人のどの痛み・警視庁
-
強盗殺人容疑で22歳男逮捕=3人で住宅を襲撃か―横浜の高齢男性死亡・神奈川県警
-
指揮連携強化へ議論加速=日米防衛相、対面で初会談
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕