2024-06-21 18:06World eye

イングランド主将、エディーHCの「大胆策」警戒

【東京AFP=時事】22日に東京・国立競技場でラグビー日本代表と対戦するイングランドの主将ジェイミー・ジョージは20日、チームの前指揮官で現日本代表のエディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)について、さらなる奇策を隠し持っているだろうと警戒した。≪写真は、ラグビー日本代表とのテストマッチに向けて、都内で会見に臨むイングランド代表の主将ジェイミー・ジョージ≫
 オーストラリア出身のジョーンズHCは、日本代表のHCとして2度目の就任後では初めてとなる一戦で、W杯日本大会で自身が準優勝に導いた古巣イングランドと対戦する。
 同日に発表した先発メンバーは、大学生のFB矢崎由高ら初キャップの選手が4人入るなど、経験の浅い布陣となった。
 ジョーンズHCの下でプレー経験があるジョージは、同HCが「大胆な策」に出ることには慣れているとしつつ、日本を軽んじるつもりはないと話し、「エディーは、試合で自分が望むようなプレーをしてくれるという確信がなければ、そうした判断はしない」とコメント。また、「彼が選出する顔ぶれはある程度予想していたが、思っていた通りではなかった」「それがエディー流なのだろう」と語った。
 今回の日本チームは、前戦となる昨年のW杯フランス大会のアルゼンチン戦から先発に残ったのは3人しかおらず、ジョージも「未知数な要素」があると述べた。
 ジョーンズHCは20歳の矢崎について「素晴らしい将来性」があると期待し、「合宿に呼んで練習をこなすたびに、どんどん成長している」と評価している。【翻訳編集AFPBBNews】

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