不同意わいせつで誤認逮捕=防犯カメラ解析に誤り―神奈川県警
神奈川県警は21日、横浜市内の20代男性を不同意わいせつ容疑で誤認逮捕したと発表した。現場付近の防犯カメラの解析を誤ったといい、逮捕から約9時間半後に男性を釈放し、謝罪した。
県警によると、昨年10月下旬の深夜、同市戸塚区の路上で、歩いていた女性が何者かに抱き付かれる事件が発生。戸塚署は、現場付近にある施設などの防犯カメラ映像を解析したが、時間の確認などが不十分で、容疑者とみられる人物と男性を取り違えたという。
男性は今月19日に逮捕されたが、「記憶にない」と容疑を否認。逮捕後の取り調べなどで、捜査結果と一致しない証拠が浮上し、防犯カメラを改めて精査したところ、誤認逮捕が判明した。
県警では2月にも、覚醒剤取締法違反(所持)容疑で男性の誤認逮捕があった。
向井洋刑事総務課長の話 誠に遺憾。さらに適正捜査を徹底し、再発防止に努める。
[時事通信社]
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