「世界が味方」示す=平和サミットでウクライナ大統領
【パリ時事】ロシアの侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は7日、訪問先のフランス・パリでマクロン仏大統領と会談した。共同記者会見でゼレンスキー氏は、スイスで15、16両日に開催される「ウクライナ平和サミット」に多くの国の首脳が参加し、「世界全体がウクライナの味方だと示す」と訴えた。
ゼレンスキー氏は、平和サミットは「最初の一歩」にすぎず、過度の期待は禁物だとしながらも、「戦争の終わりに向けた一歩であることは確かだ」と指摘。ロシアによる妨害工作があれば阻止しなければならないと強調した。
一方、マクロン氏は、複数の西側諸国がウクライナ領内で同国軍兵士を訓練する教官の派遣で一致したと表明。今後、「最大限の有志連合」形成に向けて詰めの協議を進めると語った。
[時事通信社]
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