2024-06-03 11:08企業

静止衛星の延命でサービスを延長=米インテルサット〔BW〕

 【ビジネスワイヤ】米衛星通信事業者インテルサットは、欧州、アフリカ、南米地域でブロードバンド、動画配信、モバイル衛星サービスの延長を発表した。米防衛関連企業ノースロップ・グラマンの「ミッション・エクステンション・ビークル(MEV)」2機をインテルサットの静止衛星「IS―10―02」「IS―901」とドッキングさせ、寿命の延長に成功したことに伴うもの。静止軌道衛星の平均寿命は燃料が不足し始めるまでの約15~20年で、MEVは機能に問題のない衛星に軌道上で燃料を補給して寿命を延長する。MEV1号機は、IS―901へのサービス期間が終了すると、他のインテルサット衛星の寿命を延長する予定。IS―10―02の寿命は、MEV2号機により9年延びると見込まれている。〈BIZW〉
 【編注】この記事はビジネスワイヤ提供。英語原文はwww.businesswire.comへ。

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