阪神・才木、「欲張らずに」粘投=プロ野球
阪神の才木が粘りの投球を見せた。試合前から降り続いた雨で足元がぬかるむ中、「欲張らずに、現状の投げられる中でベストをやっていこう」と覚悟。一回にいきなり2点を失ったが、二回以降は球数を要しながらもゼロを並べた。6回2失点で両リーグトップの5勝目を手にし、「3点目、4点目をやらなかったことが大きかった」と一息ついた。
バットでは同点の四回無死満塁でフルカウントから四球を選び、この1点が決勝点に。「何もしていない。ラッキーという感じ」と笑うが、打席でも十分に役割を果たした。岡田監督は「ナイスピッチング。前回も完封だし、安定して六、七回は最低いってくれるような、そういう内容」と賛辞を贈った。
[時事通信社]
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