２９人出席要求、１７日議決＝参院政倫審、自民裏金で
参院政治倫理審査会は１７日、自民党派閥の裏金事件に関し弁明をしていない自民議員ら２９人に対し、政倫審規程１７条に基づき出席を求める議決を行う。１６日の幹事懇談会で決めた。自民も含め全会一致で議決される見通し。
規程１７条は「審査の申し立てをされた議員の出席、説明を求めることができる」と定める。議決後、野村哲郎会長（自民）から２９人に対し出席を求める文書を送付する。政倫審は３月、自民議員ら３２人に対する審査開催を議決したが、弁明に応じたのは３人にとどまっていた。
与党筆頭幹事を務める佐藤正久氏（自民）は記者団に「実態解明、政治家が国会の場で道義的責任という観点から説明を尽くすことは非常に重要だ」と述べた。
［時事通信社］
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