中国の過剰生産、改めて批判=一律関税「コスト高招く」―米大統領
【ワシントン時事】バイデン米大統領は14日、ホワイトハウスで演説し、巨額の補助金を背景にした中国での過剰生産について、「不当に低価格な製品が、世界中の製造業を廃業に追い込んでいる」と改めて批判した。中国に拠点を置く米企業に技術移転を強いているとも指摘し、中国の不公正な慣行が続いていると非難した。
バイデン氏は演説で、通商法301条に基づき、電気自動車(EV)や鉄鋼などへの対中制裁関税を大幅に引き上げると正式に表明。11月の大統領選に向け、トランプ前大統領が掲げる全輸入品への一律10%の関税上げは「家計のコスト上昇を招くだろう」と切り捨てた。
バイデン氏はまた、対中制裁関税を現行の4倍の100%に引き上げるEVについて、「中国が不当に市場を支配することを決して許さない」と強調。世界で存在感を高める中国製EVへの警戒感をあらわにした。
[時事通信社]
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