5月の食品値上げ417品目=円安長期化なら今秋ラッシュも―帝国データ
帝国データバンクは30日、主要食品メーカー195社が5月に予定している飲食料品の値上げが417品目に上るとの調査結果を発表した。品目数は前年同月比で半減し、5カ月連続で前年を下回ったが、値上げ率は平均31%と、月次調査を始めた2022年以降で最大だった。
帝国データは24年の値上げが最大1.5万品目になるとみているが、「1ドル=150円台後半の円安水準が長期化した場合、今秋にも円安を反映した値上げラッシュの発生が想定される」と、予想より拡大する可能性を示した。
5月はオリーブオイルの価格が原料の不作で大幅上昇。日清オイリオグループが「BOSCOエキストラバージンオリーブオイル」(456グラム)の販売価格を50%引き上げるほか、J―オイルミルズも家庭用商品を32~66%上げる。
大型ペットボトルを中心に飲料でも値上げが目立つ。キリンビバレッジは「午後の紅茶 ストレートティー」(1.5リットル)の希望小売価格を400円から432円に、アサヒ飲料は「三ツ矢サイダー」(1.5リットル)を400円から421円に上げる。
[時事通信社]
最新ニュース
-
イスマイル・カダレさん死去=ブッカー賞のアルバニア作家、88歳
-
「永世称号、うれしく思う」=藤井七冠が記者会見
-
NY株、反発
-
「邦人の安全」懸念伝達=財界訪中団、中国要人と会談
-
NY円、161円台前半=一時37年半ぶり安値
写真特集
-
【大相撲】大関・琴ノ若
-
【女子フィギュア】千葉百音
-
【野球】野球殿堂に入った名選手
-
【駅伝】第100回箱根駅伝
-
【女子フィギュア】吉田陽菜
-
【男子フィギュア】山本草太
-
【野球】日本シリーズ関西対決 阪神が38年ぶり日本一
-
【MLB】ドジャースの歴代日本選手