9割超が球界残留=引退後「不安」は39.5%―プロ野球
日本野球機構(NPB)は22日、昨季限りで引退または戦力外となった日本選手153人(平均27.1歳、同在籍6.8年)の進路調査結果を発表した。野球関係の仕事に就いたのは140人(91.5%)で、前年調査より14.26ポイント増えた。
移籍か他球団との育成契約で55人が現役を続け、監督・コーチや球団スタッフになった38人と合わせた93人がNPB内にとどまった。
38人がファーム新規球団のくふうハヤテとオイシックスや独立リーグ、社会人野球、海外チームに移り、解説者・評論家になったのは1人。球界を離れ自営業や一般企業に就職したのは8人だった。
12球団の若手選手ら299人を対象に実施したセカンドキャリアに関するアンケートでは、118人(39.5%)が引退後の生活に「不安」と回答し、引退後のやってみたい仕事に関しては「会社経営者」がトップだった。
[時事通信社]
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