接戦制したバルセロナ=指揮官の選手交代的中―サッカー欧州CL
バルセロナはチーム力で、PSGとの接戦を制した。立ち上がりはやや押されたが、隙を与えない守備で、少しずつ流れを引き寄せた。
前半37分に先制。折り返した直後、立て続けに失点したが、選手交代でリズムを取り戻す。ペドリが後半16分にピッチに入った1分後、鮮やかなパスでラフィーニャの2ゴール目をアシストし、「絶対にチームの役に立つんだ、と強く思って入った」。32分にはCKに途中出場のクリステンセンが頭で合わせた。采配が当たったチャビ監督は「このチームを誇りに思う。選手たち全員が己を信じて戦ってくれた」と目を細めた。
PSGのルイスエンリケ監督は、バルセロナが最後にCLで優勝した2015年まで、選手時代のチャビ監督を指導した。試合前には「どちらの指揮官がバルセロナのDNAを体現しているか」との議論も出て、ピッチ上で両者のこだわりがぶつかり合った。バルセロナで行われる第2戦をにらみ、チャビ監督は「まだまだやるべきことはたくさんある」と気合を入れ直した。(時事)
[時事通信社]
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