柿沢元議員の有罪確定=江東区長選巡る公選法違反
昨年4月の東京都江東区長選を巡り、公選法違反(買収など)の罪に問われた元衆院議員柿沢未途被告(53)を懲役2年、執行猶予5年とした東京地裁判決が21日付で確定した。同地裁が明らかにした。
同法の規定により、柿沢被告は公民権が5年間停止され、立候補できない。
判決によると、柿沢被告は昨年2~4月ごろ、前区長の木村弥生被告(58)=公判中=を当選させる目的で、区議ら9人に選挙運動の報酬計200万円の提供を持ち掛けたほか、同7~10月ごろ、選挙運動に関わった元区議に報酬計約80万円を支払うなどした。
柿沢被告は、木村被告に選挙期間中の掲載が禁止されている有料インターネット広告の利用を勧めた責任を取り、昨年10月に法務副大臣を辞任。逮捕、起訴後の今年2月、議員辞職した。
[時事通信社]
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