ゼレンスキー氏、善戦強調 「白旗」促す教皇発言にウクライナ反発
【パリAFP=時事】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は11日、同国軍はロシア軍の前進を「阻止」し、善戦していると主張した。一方、ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が「白旗」を掲げる勇気を、と語りロシア側との交渉を促したのを受け、ウクライナ側は反発している。≪写真はウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領≫
ウクライナはここ数か月間、最大の支援国である米国からの援助が停滞し、劣勢を強いられている。
しかし、ゼレンスキー氏は仏BFMテレビで、「わが軍はウクライナ東部でロシアの前進を阻止している」と強調。また、軍は「1000キロ超」にわたる防衛線を構築中だと明らかにした。
一方、フランシスコ教皇は9日に放送されたスイス国営放送RTSの番組で、「最も強いのは状況を見て、国民のことを考え、白旗を上げて交渉する勇気を持つ人だ」と発言。これを受けてウクライナ外務省は11日、駐ウクライナのバチカン使節を呼び出し、「教皇の発言に失望した」「彼ら(ロシア)に対し国際法をさらに無視するよう奨励している」と伝えた。
教皇の発言をめぐっては、米国に次ぐウクライナへの支援国であるドイツのアナレーナ・ベーアボック外相も「理解できない」と語り、批判した。【翻訳編集AFPBBNews】
最新ニュース
写真特集
-
【大相撲】大関・琴ノ若
-
【女子フィギュア】千葉百音
-
【野球】野球殿堂に入った名選手
-
【駅伝】第100回箱根駅伝
-
【女子フィギュア】吉田陽菜
-
【男子フィギュア】山本草太
-
【野球】日本シリーズ関西対決 阪神が38年ぶり日本一
-
【MLB】ドジャースの歴代日本選手