中国向け水産物輸出86.9%減=11月、ニシキゴイもゼロ―農水省
農林水産省が9日発表した2023年11月の「農林水産物・食品」の輸出額によると、中国向けは前年同月比48.5%減の131億円となった。このうち水産物の輸出額は86.9%減の10億円だった。東京電力福島第1原発の処理水放出に対し、中国側は8月に日本産水産物の輸入を全面停止。11月はニシキゴイの輸入も止まった。
中国向け輸出額は5カ月連続で減少。水産物では、真珠やサンゴなどの輸出は続いている。10月には4億円の輸出額があったニシキゴイについて、中国側は11月以降の輸入許可の更新を停止しており、魚介類の輸出はゼロとなった。
11月の全体の輸出額は前年同月比8.6%減の1111億円。1~11月の累計は前年同期比2.8%増の1兆2775億円と増加を維持したが、中国の禁輸の影響で伸びは鈍化している。過去最高額だった2022年の1兆4140億円を通年で上回るかは不透明だ。
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