2024-09-13 07:49

【ほっとたいむ】パリ・パラリンピック、メダル数は過去最多=インドネシア

 インドネシアは8日閉幕したパリ・パラリンピックで金1、銀8、銅5の計14個のメダルを獲得した。目標の金1、銀2、銅3を達成し、1大会として過去最多のメダルを獲得した。バドミントン、ボッチャ、陸上で表彰台に上った。
 唯一の金は、バドミントン混合ダブルス(下肢障害、上肢障害)のヒクマト・ラムダニとレアニアトリ・オクティラのペア。決勝はインドネシア勢同士の対決となり、対戦相手のハリマトゥス・サディヤとフレディ・セティアワンのペアも銀メダルを獲得した。今大会のバドミントンでの獲得メダル数は金1、銀4、銅3に上り、同競技を「国技」とするインドネシアの強さを見せた。
 ボッチャでは、男子個人(脳性まひBC2)と混合チーム(脳性まひ)で銀メダル、男子個人(脳性まひBC1)と女子個人(脳性まひBC2)で銅メダルをそれぞれ獲得。参加した部門すべてで選手全員がメダルを手にした。
 選手団は10日、インドネシアに帰国。11日にはジョコ大統領がジャカルタの大統領宮殿に選手らを招き、ボーナスを支給した。金額は金メダリストが60億ルピア(約5500万円)、銀メダリストが27億5000万ルピア、銅メダリストが16億5000万ルピア。メダルを獲得できなかった選手にも慰労金として2億5000万ルピアが支給された。(青年・スポーツ省発表ほか)