2024-09-05 22:18

価値ある銅メダル=ボッチャ〔パラリンピック〕

混合チーム(脳性まひ)3位決定戦でプレーする(右から)杉村英孝、遠藤裕美、広瀬隆喜ら日本チーム=5日、パリ
混合チーム(脳性まひ)3位決定戦でプレーする(右から)杉村英孝、遠藤裕美、広瀬隆喜ら日本チーム=5日、パリ
 ボッチャの混合チーム(脳性まひ)で日本が価値ある銅メダル。韓国との3位決定戦は、第3エンドで4―3と追い上げられたが、杉村英孝(TOKIOインカラミ)の正確なショットなどで第4エンド以降は突き放した。杉村は「パリに出場できなかった選手の思いもつないで戦った。大きなメダルを誇りに思う」と振り返った。
 今後につながる3位だった。東京大会では杉村が個人で金メダルを獲得するなどし、ボッチャの知名度が一気に上がった。選手はその流れを継続したい思いが強い。杉村は「ボッチャ、パラスポーツのムーブメントを一番、推し進めてくれるのがパラリンピック。だからこそ、銅メダルを取れたことがこの先につながる」と強調した。