バドミントンで、ともに連覇を目指す女子シングルス（車いすＷＨ１）の里見と男子シングルス（車いすＷＨ２）の梶原が決勝に進んだ。
　里見は、準決勝で対戦した中国選手には今年の世界選手権、今大会の１次リーグで敗れていた。しかし、第１ゲームは常に主導権を握って奪い、第２ゲームは粘る相手を振り切った。連覇へ向けて大きなヤマ場を越えた。
　梶原の準決勝は東京パラリンピック決勝と同じ顔合わせ。第１ゲームこそ競ったが、第２ゲームは２１―９と圧倒。大会前には「３年前から見違えるほど強くなっている」と自信を見せており、その言葉通りの内容だった。