2024-08-30 08:14

【ほっとたいむ】パリ・パラリンピックに35人出場=東京大会上回る―インドネシア

 28日開幕したパリ・パラリンピックに、インドネシアからは10競技で35人が出場する。競技別ではバドミントン9人、陸上とアーチェリーが各5人、ボッチャ4人、ブラインド柔道と重量挙げと水泳が各3人、射撃と卓球、自転車が各1人。前回東京大会の7競技23人から増え、インドネシア・パラリンピック委員会が掲げる目標28人も達成した。
 陸上の男子やり投げに出場するファウジ・プルウォラクソノは、普段は西カリマンタン州クブラヤ県で自治体の清掃員として勤務。パラリンピック参加に際し、特別休暇をもらったという。「パラリンピックへの参加は今回が初めてで、出場できるとは想像できなかったし、夢のようだ」と語った。大会終了後は、再び清掃員に戻る予定だ。
 28日にはディト青年・スポーツ相もパラリンピック応援のためにパリへ出発。「選手たちが良いパフォーマンスができるよう、一緒に応援しよう」と呼び掛けた。(青年・スポーツ省発表ほか)