開会式で最後に地元のフランス選手団が入場してくると、会場の盛り上がりは最高潮に達した。国名がアナウンスされ、行進してきたばかりのシャンゼリゼ通りをモチーフとした名曲「オー・シャンゼリゼ」に会場内の音楽が切り替わる演出。大合唱がコンコルド広場に響き渡り、肩を組んで体を揺らしながら行進する選手らの姿も見られた。
　その後もフランスゆかりの音楽が流れる中、旗手を中心に歌ったり踊ったり。各選手は思い思いに楽しみながら、笑顔でゆっくりと会場を回った。