2024-07-29 04:39
響く「一二三!」コール=後輩ら200人、母校で応援―東京・柔道〔五輪〕
柔道男子66キロ級の阿部一二三選手(26)の母校、日本体育大学(東京都世田谷区)では後輩や恩師ら約200人が固唾をのんで試合の行方を見守った。29日未明、2大会連続の金メダル獲得が決まると、会場には「一二三!一二三!」という大きなコールが鳴り響いた。
一二三選手を大学時代に指導していた恩師の山本洋祐さん(64)は「絶対大丈夫、負けるわけない」と鼓舞し、パリに送り出したという。腕を組み神妙な面持ちで決勝戦を見守っていたが、連覇達成の瞬間、笑みを浮かべた。
女子52キロ級の2回戦で敗退した一二三選手の妹詩選手(24)にも触れ、「妹の分まで戦い切るという思いがあったのではないか。歴史に名を残す選手になった」と教え子を手放しで称賛した。
男子柔道部の海堀陽弥主将(21)は「絶対に優勝してくれると思いながら応援した。大きなプレッシャーに打ち勝っての連覇は本当にすごい」と感動した様子。「自分にとっては雲の上のような存在だが、将来は一二三選手のような圧倒的な強さを持った選手になりたい」と目を輝かせた。
一二三選手を大学時代に指導していた恩師の山本洋祐さん(64)は「絶対大丈夫、負けるわけない」と鼓舞し、パリに送り出したという。腕を組み神妙な面持ちで決勝戦を見守っていたが、連覇達成の瞬間、笑みを浮かべた。
女子52キロ級の2回戦で敗退した一二三選手の妹詩選手(24)にも触れ、「妹の分まで戦い切るという思いがあったのではないか。歴史に名を残す選手になった」と教え子を手放しで称賛した。
男子柔道部の海堀陽弥主将(21)は「絶対に優勝してくれると思いながら応援した。大きなプレッシャーに打ち勝っての連覇は本当にすごい」と感動した様子。「自分にとっては雲の上のような存在だが、将来は一二三選手のような圧倒的な強さを持った選手になりたい」と目を輝かせた。