2021-11-18 07:40

大連に陸揚げのトヨタ・ミライ、北京に向け出発=中国

 中国遼寧省大連港の港湾会社、遼港集団によると、中国が初めて輸入した燃料電池車(FCV)のトヨタ「ミライ」140台のトラックによる北京への搬送が15日始まった。地元紙の大連日報が17日伝えた。
 ミライ140台は、2022年開幕の北京冬季五輪・パラリンピックで使用される。北京市内と延慶区、河北省張家口市にある五輪組織委員会指定の交通ステーションに運ばれる。
 ミライは8月22日、大連港の自動車ふ頭に到着。その後、税関などが安全検査や検疫を行っていた。大連港では今回の経験を踏まえ、今後、輸入可能な自動車の種類が広がりそうだ。