トランポリン

トランポリン

森ひかる

 縦4.28メートル、横2.14メートルの弾力性に富んだシートをスプリングでフレームに固定したトランポリン上で跳躍し、技の難易度や美しさ、高さを競う。五輪では2000年シドニー大会から男女個人が実施されている。

見どころ

 今までの五輪で女子は男子に後れをとっていたが、19年世界選手権女子個人で森ひかるが金メダルを獲得。五輪の優勝候補に名乗りを上げた。この大会では土井畑知里も銀メダルで続くなど日本女子が躍進。男子は堺亮介を筆頭に粒ぞろいで、悲願の表彰台を狙う。

ルール

  • ▽男女16人ずつが出場。予選は第1演技と第2演技の合計点で争う。第1演技は規定の要素を含む10種類の異なる跳躍、第2演技は要求要素のない10種類の異なる跳躍(自由演技)。男女とも上位8人が決勝に進む。
  • ▽決勝は予選の得点を加味せず、自由演技のみ1度だけ行う。

選考方法・大会

 1カ国・地域の出場枠は最大2。19年世界選手権の結果、日本選手の最上位だった男子の堺亮介と女子の森ひかるが代表に決まった。

 男女とも19~21年のW杯シリーズで、もう1枠の獲得を目指す。日本がさらに出場枠を獲得できた場合は、W杯の成績最上位の選手が五輪代表に決定。

競技日程

競技実施日
メダル確定日