体操

体操

内村航平

 第1回の1896年アテネ大会から実施され、1928年アムステルダム大会から女子種目も加わった。長い間、10点満点制で採点されたが、2006年からはDスコア(演技価値点)とEスコア(実施点)の合計点を争う方式に変更された。  体操男子は日本の「お家芸」とも称され、五輪では60年ローマ大会から団体総合で5連覇。低迷期を経て、2004年アテネ大会と16年リオデジャネイロ大会で団体総合を制した。内村航平は個人総合で12年ロンドン大会とリオ大会で連覇を遂げた。

見どころ

過去2大会で男子個人総合を連覇した内村航平は、鉄棒1種目に絞って出場を目指す。内村不在となる個人総合はリオデジャネイロ五輪の後、17年の肖若騰(中国)、18年のアルトゥル・ダラロヤン、19年のニキータ・ナゴルニー(ともにロシア)と世界王者が毎年交代。激しい金メダル争いに日本の萱和磨は割って入ることができるか。男子団体総合でも連覇を目指す日本の前にロシアと中国が立ちはだかる。

女子はリオ女王のシモーン・バイルス(米国)が個人総合、団体総合、種目別で複数の金メダルを狙う。18年世界選手権個人総合で銀メダルの村上茉愛も、バイルスを追う存在として個人総合、種目別で複数のメダル獲得が期待される。

ルール

  • ▽予選
  •  男女各98人が出場し、団体総合、個人総合、種目別のすべての決勝進出を決める。団体総合は男女とも12チームが出場。1チーム4人が演技し、各種目の上位3人の総得点で争う。いずれの予選の得点も、決勝には持ち越さない。
  • ▽決勝
  •  ・団体総合は予選上位8チームが出場。1チーム4人のうち各種目で3人が演技し、総得点で争う。
  •  ・個人総合は予選上位24人(1カ国・地域2人まで)。
  •  ・種目別は予選上位8人(1カ国・地域2人まで)が進む。
  • ▽採点
  •  演技の難しさなどを表す上限のない演技価値点(Dスコア=上限なし)と、演技の出来栄えを10点満点から減点して評価する実施点(Eスコア=10点満点)の合計で算出。

選考方法・大会

 男子団体総合は18年の世界選手権で五輪出場枠を獲得。21年春の全日本選手権個人総合とNHK 杯の合計得点でまず2 人を選出する。ただし、先に開催される個人総合のW杯シリーズで日本が個人の出場枠を獲得した場合は、W 杯で最も高い得点を出した選手がまず代表入りし、全日本+NHK杯からの選出者は1 人となる。3、4 人目は全日本+NHK杯の個人総合で所定の順位に入った選手の中から、団体総合を戦う上で最も高得点を出せるようメンバーを選出する。

 女子団体総合は19年の世界選手権で出場枠を確保した。21年春の全日本選手権とNHK 杯の成績を基に3 人を選出。ただし、21年春の個人総合W 杯シリーズで日本が五輪の個人出場枠を獲得した場合は、W 杯で最も高い得点を出した選手がまず代表入り。全日本+NHK 杯からの選出は2 人とする。

試合日程