関東2019.10.29 13:08

コカ・コーラと連携協定―埼玉県越谷市

コカ・コーラの自動販売機の前で撮影に応じる高橋越谷市長(左)=29日、同市内
コカ・コーラの自動販売機の前で撮影に応じる高橋越谷市長(左)=29日、同市内

 埼玉県越谷市は29日、飲料メーカー国内最大手のコカ・コーラボトラーズジャパン(東京)と、2020年東京五輪・パラリンピックの機運醸成に関する連携協定を締結した。市は、ポルトガル卓球チームの事前キャンプ地で、聖火リレー通過地でもある。同社は今後、聖火リレーの支援や周知などを行う。

 協定により、市役所本庁舎や北越谷駅など市内の公共施設に「聖火リレーがあなたの街にやってくる!」というメッセージが入った自動販売機を設置する。同社は、自販機の売り上げの一部を活用し、オリンピアンを招きスポーツイベントなどを開催する予定。この他同社は市内に「TOKYO2020」と記した赤と白のタペストリーや駅前広告を設置する予定。

 越谷市の高橋努市長は、「市独自ではできない取り組みで大変有意義。機運醸成のみならず、地域の活性化が図れることに期待している」と話した。コカ・コーラボトラーズジャパン関東営業本部の井上弘樹埼玉第一支社長は「市民サービスの向上に貢献できることを大変うれしく思う。多岐にわたるオリンピックの機運醸成をしていく」と述べた。