近畿2019.11.06 13:51

アンバサダーが成果発表会=壁新聞作成も―大阪府茨木市

 2020年東京五輪・パラリンピックでオーストラリアのホストタウンに登録されている大阪府茨木市は、五輪の魅力を広める「ホストタウンアンバサダー」の成果発表会を2日、同市内で行った。

 同アンバサダーは市内に住む小学生6人と市内に在住または通学する大学生6人のサポーターから成る。8月に豪男子代表ホッケーチームが市内の立命館大学の屋外運動場で親善試合を行うことをきっかけに募集した。

 同アンバサダーは8月、東京を1泊2日で訪れ、大井ホッケー競技場で五輪のテストイベントを観戦。日本オリンピック委員会や東京オリンピックメモリアルギャラリーなどを訪れて知識を深めた。これまで学んだことを基に小学生6人が大学生サポーターの手助けを得て、それぞれ模造紙1枚ずつ壁新聞を作成した。

 壁新聞では「観客の暑さ対策」「ホッケーの魅力」などを取り上げ、発表会では福岡洋一茨木市長らの前で紹介した。新聞は今後、本庁舎や児童が通う小学校で掲示する。市担当者は「五輪について知ってもらい、身近に感じてもらいたい」と話している。