中国2019.12.17 16:25

パラ交流で「共生社会を」=独ホストタウン―岡山県真庭市

共生社会ホストタウン登録について、記者会見で説明する岡山県真庭市の太田市長=17日午後、同市役所
共生社会ホストタウン登録について、記者会見で説明する岡山県真庭市の太田市長=17日午後、同市役所

 岡山県真庭市は17日、2020年東京五輪・パラリンピックの共生社会ホストタウンに登録されたと発表した。相手国はドイツで、県内の共生社会ホストタウン登録は初めて。パラリンピック選手との交流事業などを計画しており、太田昇市長は記者会見で「市全体で共生社会をつくっていく大きなきっかけになる」と述べた。

 真庭市には国体で馬術競技会場となった蒜山ホースパークがあり、17年に馬術の強豪国ドイツのホストタウンに登録されている。

 市は新たに共生社会ホストタウンに登録されたことを受け、来年1月に馬術のドイツ人パラリンピックメダリストを招き、小学校訪問や交流会などを行う方向で調整している。また、ホースパークに多目的トイレを新設したり、公共施設や観光施設のバリアフリーマップを作ったりする。