東北2019.12.25 12:13

ホストタウンPRでフレーム切手発売=山形市

フレーム切手を掲げる佐藤山形市長(右)と日本郵便の古屋東北支社長=25日、同市役所
フレーム切手を掲げる佐藤山形市長(右)と日本郵便の古屋東北支社長=25日、同市役所

 東京五輪・パラリンピックのホストタウンPRを目的に山形市のオリジナルフレーム切手セットが25日発売され、市役所で贈呈式が開かれた。製作した日本郵便の古屋正昭東北支社長から佐藤孝弘市長が完成した切手を受け取った。ホストタウンフレーム切手の販売は全国5番目で、県内では初めて。

 切手にはホストタウン相手国・地域であるサモア、タイ、台湾を象徴するものや名所がデザインされ、84円切手10枚分のシートと台紙をセットで販売する。サモアのラグビーチームや、タイのアユタヤ遺跡、台湾の小籠包など市が提供した写真が採用されており、職員が現地で撮影したものもある。

 1セット1800円(税込み)。市内全ての郵便局のほか、東京中央、大手町郵便局や日本郵便ホームページでも購入できる。計600セット用意しており随時追加する予定だ。

 切手を受け取った佐藤市長は「本番までわずか。全市民的に五輪パラリンピックを盛り上げていく取り組みを加速させたい」と話した。〔8月に開催された「サモアカフェ」では柔道チームが伝統舞踊を披露し盛り上がった〕