関東2020.01.07 08:00

アルジェリアパラの事前合宿決定=埼玉県北本市

三宮北本市長(右)とアルジェリアパラリンピック委員会のモハメッド・ハシェファ会長=2019年12月18日午後、埼玉県北本市
三宮北本市長(右)とアルジェリアパラリンピック委員会のモハメッド・ハシェファ会長=2019年12月18日午後、埼玉県北本市

 埼玉県北本市は、東京パラリンピックに出場するアルジェリア選手団の事前トレーニングキャンプを受け入れると決定した。受け入れに先立ち、市とアルジェリアパラリンピック委員会は事前キャンプに関する協定を締結。事前キャンプを通した国際交流などを目指す。

 ゴールボール、車いすバスケットボール、柔道、パワーリフティングの4種目の代表選手が市体育センターで最終合宿を行う。最大で70人の選手が訪れる予定。北本市はパラリンピック会場へのアクセスも良く、設備環境も整っているため、キャンプの受け入れが実現した。現在、学校訪問などの交流事業を検討中で、ホストタウンの申請も視野に入れているという。

 三宮幸雄市長は「世界の中には宗教や文化の違う国がある。五輪、パラリンピックを機会にもう一度考え、交流を続けていきたい」と述べた。

〔トマトの名産地。全国ご当地カレーグランプリで優勝した「北本トマトカレー」が有名〕