中部2020.01.21 16:30

コソボ柔道チームのフレーム切手販売=新潟県三条市

 新潟県三条市内の郵便局で2月7日から、コソボ共和国の柔道チームの写真などを使ったオリジナルフレーム切手が販売される。三条市が2020年東京五輪・パラリンピックで同国のホストタウンに登録されていることから、機運醸成のため販売が決まった。こうした取り組みは県内では初めて。

 切手には、昨年8月にコソボ柔道チームが世界選手権の事前合宿のため同市を訪れた際の写真などがデザインされる。台紙には、同市とコソボ共和国の風景などがあしらわれる。

 フレーム切手は、一つのシートに84円切手10枚が付いており、1シート1330円で600部販売される予定。2月15日からは日本郵便の公式通販サイトでも購入できるという。

 国定勇人市長は「使うというよりは記念に取っておく切手なので、市がどういう形で五輪・パラリンピックに関わったのかをアーカイブ的に残すという意味でも大変ありがたい」と話している。〔同市の粟ケ岳(標高1293メートル)では昨年、山を駆け上るスカイレースの世界大会が開催され注目を集めた〕