中国2020.01.28 17:11
小中学校の給食でブルガリア料理=岡山市
五輪・パラリンピックでブルガリアのホストタウンに登録されている岡山市は28日、同国の郷土料理「ムサカ」を小学校の給食で提供した。24日に市内全36中学校で実施済み。小学校は3日間に分けて全91校に提供する。
市立伊島小学校6年3組の教室では、給食の時間に栄養教諭がホストタウンの取り組みとブルガリアについて説明。その後、児童らはムサカを紹介する校内放送に耳を傾けた。
ムサカは、炒めた豚ひき肉やジャガイモなどに、卵とヨーグルトのソースをかけ、オーブンで焼いた料理。ヨーグルトはブルガリアの特産品で、児童は「あとからヨーグルトの味がする」などと話しながら異国の味を楽しんだ。
女子レスリングの選手が岡山市内で事前合宿を行うことから、声をそろえて「頑張れ、ブルガリア」と練習する一幕もあった。6年生の松岡咲希さん(12)は「ブルガリアのホストタウンだと初めて知った。応援した方がいいのかなと思った」と話した。〔500年以上続くとされる西大寺会陽(はだか祭り)が毎年2月に開催され、外国人観光客も多く訪れる〕