関東2020.02.20 15:57
パラテコンドーが事前合宿=5人制サッカー予選敗退で―埼玉県本庄市
埼玉県本庄市の吉田信解市長は20日、2020年東京五輪・パラリンピックでホストタウン相手国のトルコのパラテコンドーの事前合宿を受け入れると発表した。期間は8月8日から同22日までを想定しており、市民との交流などを行う。
市は江戸時代の盲目の国学者、塙保己一の出身地。パラ大会では当初、トルコの5人制サッカーの事前キャンプ誘致を目指していたが、欧州予選で敗退し、出場が困難になった。
その後もトルコ側と調整し、今大会から正式種目となったパラテコンドーの事前合宿受け入れが決定。この日発表した20年度当初予算案に同国と市民が交流する事業や事前合宿などの経費500万円を盛り込んだ。
吉田市長は「本当に良かった。共生社会実現の志の下、選手団を受け入れ、ホストタウンとしてスポーツ交流をはじめ相互の文化交流など継続的な市民交流を進めていく」と語った。〔江戸時代は中山道最大の宿場町として栄えた。県内有数の野菜の産地で、ブロッコリー、朝どれのキュウリなどが有名。ロービジョン(弱視)フットサルの試合開催にも力を入れる〕