東京五輪・パラリンピックでベナンのホストタウンに登録されている埼玉県幸手市でこのほど、両地の風景写真を使ったフレーム切手が作成された。大会に向けた機運醸成とホストタウンの周知を目指す。

　市内で有名な権現堂堤の桜やアジサイ、ベナンの観光名所の写真が使われている。８４円切手５枚セットで、１シート９５０円。主に市内の郵便局で販売する。

　木村純夫市長は「アフリカは遠く、飛行機でも１日かかる。思いを寄せて、特に子どもにはいずれベナンに行ってみてほしい」と話した。

　市によると、東京五輪・パラは延期となったが、ホストタウン事業は継続。来年の大会後に交流事業を実施する予定だという。